激甘男子の愛し方


そ、それにしても夜の学校ってなんでこんなに不気味なのよ~~



幽霊なんていなくても、この怖さで幻覚でも見そうじゃない……




「早く確認して帰ろう。うん、そうしよう」




独り言でも言ってないと、恐怖と不安で押しつぶされそうになる。



ついた。



資料室につき、すぐにドアに手をかけた。



――ガチャッ……ガチャガチャ



あっ、あたしちゃんと閉めてるじゃん……




なんだ~よかった~~



よし!確認はしたし早く帰ろ。




すぐに学校から立ち去ろう!!



もうそれしか考えず、ただひたすらに玄関を目指した。




そんなあたしの目に飛び込んできた、明かり……




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