†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


肩を揺するものの、返事はない。どうやら、意識を失っているようだ。

とにかく生きている・・・よかった。



彼女の身体を横抱きにして、もう一度上空へ。



冬夜が、瑞姫ちゃんが来たって言うから

慌てて追いかけてみれば、こんな事になるなんて・・・



でも彼女の力が分かっただけでも、収穫があったというべきか。

しかし、まさかこれほどの力とは・・・




「全く、冬夜も何考えてるんだか。」




颯斗の姿は、生徒会室がある建物へと消えて行った。



< 84 / 391 >

この作品をシェア

pagetop