本物の愛をちょうだい。
車で連れて来られたのは、前にも世話になった…
マンション。


晴樹さん家だ。



抱えられたまんま、
風呂場に連れてこられた。


「温まっておいで。」


「……うん…」



優しく笑うと、晴樹さんは出ていった。



アホだ。
アタシまた世話になってる。



こんなアタシを
晴樹さんはいつも助けてくれる。




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