イケメン俺様君のお姫様☆
…大事な彼女なんて…。


そんなこと、言われたことないよ…。



…嬉しいな。



「…じゃあ、俺ら行くわ」


「バイバイ。2人とも!」



そう言って、駿君と優李君は
寮に向かって歩いて行った。




…あ、そう言えば私…
屋上行かなきゃ…。



「奏汰!私、屋上行くから、
先帰っといて!」



隣にいる奏汰にそう告げて
走り出そうとすると、奏汰が言った。



「俺も行く!心配だし…」



「わかった」



こうして、私たちは2人で
屋上に行き、告白を断った。






< 28 / 62 >

この作品をシェア

pagetop