同棲生活·2

初めの一歩

「──それで、スーパーキラキラ女子を目指すことにしたの?」

「うん」


翌日の土曜日。

あたしは、あかねと会っていた。


ショッピングモールのセール品の服や小物を見て回った後。

お昼ご飯をバイキングで食べようということになったんだけど。

あたしがあまり食べてないのを見て、あかねが体調を心配してきた。

それで、昨日の出来事をあかねに一通り話したところだった。


「あのさ、樹里。昨日も言ったけど。
そんなに太ってないよ」

「でも亮二はムチムチだって言ったもん」

「佐伯好みのムチムチ感ならいいんじゃない?」




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