同棲生活·2



本屋を出た後、映画を一本観た。

帰る頃には夕方になっていた。



あたしとあかねは、夕飯を食べに行きつけのお店に向かった。




午後6時。

お店の開店時間と共に到着。



「マスターこんばんは」


あかねがドアを開けながら言う。


「おうっ。いらっしゃい」


マスターは明るい笑顔を見せた。


あたしとあかねは、カウンター席に座る。

この店には7年程通っている。

大常連なのだ。

マスターは1人で店を仕切っている。

和食から洋食まで揃った飲食店。

決して広いお店ではないけど、あたしもあかねもお気に入りの店。

< 72 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop