僕と再婚して下さい。


「──彩、オレ達つき合おう」

「……えっ?」

「何で今度は彩がビックリしてるんだよ?」

「いや。気が抜けたというか。玉砕覚悟だったから」

「仲良くやっていこうな」

「うん……」


彩は頬を赤らめていた。

そして、この日、初めて彩とキスをした。

舞だって川崎と散々しているんだろ?

オレだけ置いてきぼりなんて冗談じゃないや。



つき合うことになった日。

オレは舞にメールを送った。


〈オレ彼女出来たよ\(^o^)/意外とモテるんだろ?
舞も川崎とうまくやれよ  元旦那より〉


って……。
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