僕と再婚して下さい。
リビングで食後のコーヒーを3人で飲んでいて、和やかだった空間が少しだけ張り詰めた。


「舞の給料で家賃払っていけるのか? それに光熱費だって払わないといけないんだぞ?」

「分かってるよ、お父さん」

「無理してないか?」

「してないよ。ちゃんと給料でやっていける所に住むから心配しないで」

「そうか……。舞が決めたことなら仕方ないな」


お父さんは、寂しそうな顔をした。


「で、いつ出て行くの?」

「まだこれから探すから、いつとは言えない」

「舞がいなくなったら、洗濯物も減るし、食費も浮くし精々する~」

「お母さんそれ言い過ぎだから」


お父さんとお母さんの反応は予想通りだった。







< 351 / 394 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop