堕天使

第九章 終わりと始まり

[舞side]



あの事件の後は、やっぱり姫を辞める事にした。何で強いのかとか聞かれたけど護身で覚えたと言ったら、わかってくれた。



皆も納得はしてくれた。



私は、仕事に一段落が過ぎ、パソコンを開き調べ物をした。



それは、私の居場所だった、堕天使。



私は安心していた。



彩がいる限り堕天使はトップであると。



だが堕天使はもうトップではなかった。



さらに私が入院した頃に彩も堕天使をやめている。



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