堕天使
舞は理事長室を出てある場所に向かった。そう、巨大な倉庫の前に。



すると話し声が聞こえてきた。だが、聞かなかった方がよかったなんて、思いもしなかった。




康太「あいつが、アメリカに行ってからもう一年も経ったのか。早いやな。」



智也「寂しい。」



良樹「でも、彩ちゃん最近元気ない。一人で生徒会とか族とかまとめてるし、大変なんだろうね。」



和樹「舞、俺たちの事嫌いになったりして無いかな。早く会いたい」




康太「それにしても、全く聞かなくなったな、天鬼の名を。アメリカで暴れてんだったら普通ここまで届くよな。まさか、もうやめたんか?にしても、全部彩に押し付けて出て行くなんてな。」



智也「彩、かわいそう。」



良樹「彩昨日、体調壊してた。今頃舞はのんきに楽しく、アメリカで過ごしてるんだろうな。」



和樹「舞元気かな?」



康太「一年もどっかに行かれたら裏切られた感じだな。彩がかわいそうだよ。」






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