気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
会いたくない気持ちが半分を占めているなかで、私の中で一番少ない会いたいを選んだ彼は何を考えたのかな?
不思議な気持ちをあらわにして彼の方を見ると、彼もこっちを見ていて、自然と視線が絡まった。
それから彼はニカッと純粋に無邪気に笑って言った。
「いくら嫌いなひとでもさ、もしかしたら変わってるかもしんないじゃん?だとしたら、嫌いではなくなるかもしれない、そう思えないっ?」
彼らしい敵や嫌いなひとをつくらない、純粋な考え方。
でも、私はそんな風には思えないんだよ。