気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
今も彼の優しさに甘えて大事なことを伝えていない。
彼は何か感づいてはいるけど、私のために何も聞かずに、私が話すのを待ってくれている。
優しくて優しくて私には勿体ないくらい優しい。
なのに何でいつまでもとなりにいてくれるの?
アイスでバニラとチョコ?
そんなのチョコに決まってるじゃないっ!
なんて言うわけもなく、
「さぁ?」
わざと曖昧に答えて、相手を焦らす。