ボクとキミとの距離
 誰にも気付かれないような足音


 こっそりこっそり



 でも忍び足だと怪しすぎる



 そんな必死なボクを天は味方してくれたのかもしれない



 雨音がボクを応援してくれた




 雨・・・おかげでボクは彼女たちの話を近くで聞くことが出来たよ




 『あーあ。○○主任使えなくない?』


 「うーん。そんなこともないんじゃない?」


 『えー。私は有りえんと思うね。だって、私達だけ仕事してんのも悪いかなって思って、めっちゃ簡単な翻訳回してあげたのに・・・あのハゲ!余計仕事増えたっつーの!』



 
< 13 / 71 >

この作品をシェア

pagetop