ボクとキミとの距離
12月

独房の中で

あの日からどのくれいの月日がたったのだろうか。





小さな窓から見える空にはふわりふわりと雪が舞っている





寒い。




寒い?




そうか。




ボクはまだ生きているのか。




キミの居ない世界で。




8月。




ボクは夏の終わりに自分が刑務所の中にとらわれていることを知った。

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