ボクとキミとの距離

あの日

あの日・・・・





息を切らしながらキミの部屋に急いだボク。





あの男からキミを守る・・そのことしか頭には無かった。




冷や汗にも似たものが頬を伝う。




バン!!




勢いよくドアを開けると同時に・・




「キャー!!来ないで!入ってこないで!!!」




『君!家宅侵入罪で訴えるぞ!』




同時に響き渡るキミと男の叫び声。
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