SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
そのまま死体のような結生を引きずって、奥の自分の部屋に運んだ。



「ハァー疲れた」



俺は何とか結生をベットに寝かせて…吐息をついた。



「これ水です…」



「サンキュー」



蘭莉が気になって様子を見に来た。




「…あ…こいつの弟たちが『ウィング』なんだ」



「えっ!?」



「…結生は…総合企画会社の社長だ」



「へぇ~っ」


蘭莉は結生の顔をジッと見つめて…大好きな『ウィング』の3人の面影を探す。


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