SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
昼休みも終えて、デスクに戻った。
「おーい。飯塚」
先に座って、書類に目を通していた相模専務が私を呼ぶ。
「はい」
私は一旦、椅子に座ったものの、専務の声に弾かれたように立ち上がる。
役職付きなんだから、執務室を持てばいいのに…
専務は私たち平社員と同じフロアで仕事をしていた。
「何でしょうか?」
「先ほどの件は他の社員にはくれぐれも口外するなよ」
私の顔を上目で見つめ、くぐもった声で念を押す。
「おーい。飯塚」
先に座って、書類に目を通していた相模専務が私を呼ぶ。
「はい」
私は一旦、椅子に座ったものの、専務の声に弾かれたように立ち上がる。
役職付きなんだから、執務室を持てばいいのに…
専務は私たち平社員と同じフロアで仕事をしていた。
「何でしょうか?」
「先ほどの件は他の社員にはくれぐれも口外するなよ」
私の顔を上目で見つめ、くぐもった声で念を押す。