SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「…あの…これで…私の周囲に対する嫌がらせは無くなりますか?」



「!?」


蘭莉の不穏な問いが俺を驚かせた。



「…嫌がらせ?何を証拠に…言っているんですか?飯塚さん」



「…私の幼なじみに怪我をさせましたよね」



「…」


ダイヤモンド興産の社長は苦虫を噛み潰したような顔をした。



「それは聞き捨てなりませんね」


俺も社長に食ってかかった…



「…私は何も存じてませんので…後で…社員たちに確認します」



「お願いします…」


俺も初めて訊いたコトだし、それ以上の詮索は出来なかった。






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