SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「…別に気は遣わなくていい。俺とお前の仲だ」



「親しい仲にも礼儀ありです」



「…そうか」



克己は私の持ってきたアイスコーヒーを飲んだ。



「…濡れた髪が色っぽい…おまけにすっぴんだし…オフィスでは決して見れない姿だな」



「あ…」


私はメイクの落としたすっぴん顔をトレーで隠した。



「…別に…メイクしなくても蘭莉は…十分…綺麗だぞ…」



その克己の嬉しい言葉の応酬もオフィスでは決して訊けない言葉だった。


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