あしたのみらい
『よろしくですー』

「あ、このひと、お父さんが好きって言ってたよねー」

「そうそう、映画で見たんだよ」

「へー」

確かに、この人は綺麗。

私もこんな顔に生まれたら、きっと、自信もって青井くんに告白できたのになぁ。

『本日のアンケートは、コチラ!えぇっと、【好きな人、いますか】と、【告白したことありますか】です!大河原さんはどうですか?』

好きな人…か。

私には好きな人がいる。

それは…、

青井くん。

『えぇー、私ですか?今は好きなひと、いま~~す!一般人の方ですねー。告白はしたことありませんよ』

私は、告白したことない。

告白したら、フラれそうで、恐くてできない。

パクパクと、ロールキャベツをほおばる。

『へぇーそうなんですか!では、日本の皆さまはどうなんでしょう?街角アンケートの始まりです!』

「ごちそうさま」

大智ハヤっ!

食器を流し台に置くとすぐ2階の部屋の上がっていった。

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