あしたのみらい
-――――放課後。

えーっと、校舎裏だったよね。

う…。

私、未だに校舎裏って行った事ないんだよね。

だって薄暗くて怖いんだもん………。

あ、いたいた。

「あ、あの……。あなた?手紙くれたの……」

くるりと振り向いたその男の子は、私も顔を見るなり顔をまっかにした。

えっ?何で!?

「あ、は、はい……」

マジメっぽいセリフなんだけど……。

見た目は全然違った。

茶髪で着崩した制服。耳にはピアスがジャラジャラ。

「俺さー、お前と違うクラスなんだよねー」

「……」

だったら何?

「なんだけど、俺」

「……う、うん」

「好きになっちゃったかも」

……え?

< 42 / 147 >

この作品をシェア

pagetop