俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど
「匂い嗅ぐな!耳の後ろに顔を近づけんな!!!」
真子のお腹に手を回して、ぎゅーっと抱きつく。
いいね〜冬って。
夏みたいに、『暑い!ただでさえ暑いんだから近づくな!!』
なんて言われなくて済むしね〜。
ギャーギャーうるさい真子の言葉は全てスルーして、
俺はやりたいようにやりますよ。
はっはっは。
見るがいい、真子を狙うクソ男子共。
「おい。教室の中がうるせぇよ。お前収集つけろ」
唯斗の機嫌悪そうな声が聞こえてきて、小さく舌打ちをした。
あいつ絶対俺のこと邪魔してる…。