-help-



『わたしの家に、そんなお金..』


「んなこと知ってるわよ。」



じゃあ、何で..?


そして、玲亜さまの口から放たれた言葉に

一瞬耳を疑った。



「クラスの皆の前で、脱いで?

そしたら許してやるよ」



『え..』


そんな恥ずかしいこと、できるはずない。


でも..



「出来なかったら弁償。いい?」


私には、従うという選択肢しか

無いのだろうか。


いくら考えても選択肢は一つ。

言うことを聞くしか、ないんだろう。



< 13 / 32 >

この作品をシェア

pagetop