守ってくれますか?
「ハア・・・もう、いいから。」

やれやれと首を振っている。


「城の玄関前に、並びに行きましょう。」

「玄関前に並ぶ?」

なんで並ぶの?

ヨウコさんを見ると、なんだか憂鬱な顔をしていた。


「もう・・・アンリ様がいらっしゃるのよ。」

ああ、なるほど。

「お出迎えですか。」

「そういうこと。」

じゃ、行くか~

私は歩き始めた。だけど、ヨウコさんが来ない。

???

「ヨウコさん?」

ヨウコさんは、真面目な顔で、私を見た。

「ヒカリ。アンリ様には、ナオ様と同じベッドで寝たこと・・・・絶対、言っちゃダメよ。」

「うわっ!そのことも聞いてたんですか!?」

恥ずかしい~~///

「当然でしょ!」

・・・当然なんだ・・・


「それよりヒカリ、ちゃんと聞いて!!」

????

なんだろ?


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