守ってくれますか?
その、不気味な笑みを見せたまま、アンリ様は男の人達に、明るく言った。

「この女、メチャクチャにしちゃってくれる?私はナオ様の所へ行くわ。
後は頼んだわよ。」


メチャクチャ・・・・
嫌な予感、的中。



「じゃあね、ヒカリ。ふふふふふ・・・」

アンリ様は綺麗に笑いながら、倉庫を出た。


ガチャリ。

また、鍵を掛けられた。






・・・うっわあ・・・・・

マジかよ・・・・


目の前には男の人達が、気持ち悪い笑みを浮かべていた。


暗くてよくわからなかったけれど、どうやら男の人達は武器を持っているみたいだ。


「女、悪く思うなよ。」


一人のボスらしき男の人が、楽しげに言い、金属バッドを私に向け、高く持ち上げた。

そして、振り下ろされていく金属バッド。


「・・・・・ハア・・・」

私はため息をついた。



・・・なんて遅いんだ・・・・・




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