素敵彼氏の裏の顔
手を合わせ、目を閉じ、震えるあたし。
そんなあたしの手に、ふんわりと温かいものが被さる。
思わず目を開けると、隼人がうっすら瞳を開いていて。
その血管の浮き出た青白い手を、ゆっくりこっちに伸ばしていた。
「隼人……
隼人の馬鹿」
涙が止まらない。
次から次へと溢れる涙を拭いもせず、愛しい人を覗き見る。
「み……ゆう……。
ごめ……ん…ね……」
喘ぎ喘ぎ言葉を発する隼人の手を握りしめ、あたしはひたすら涙を流した。