君の笑顔に恋してる❤
前の席の椅子の音がしたかと思うと、



あたしの前に、佐倉が現れた。




…あれっ?




気がつけば、佐倉は野上さんの席に座って、




体ごとあたしの方を向いている。




「藤川ー、これ貸して」




そして、机の上に置いたばかりの、



あたしの筆箱を勝手に漁っている。




「うっ、うん。いいよ」




勝手にシャーペンを取りだすと、




机の上に、なにかを書いている。











スラスラと、机上に走らせる芯の行方を追う。



…んんっ?



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