またここで君に逢えたら〜*I love you even if far*〜
「彼女この学校にいるんだってー!噂ではすんごく美少女らしいよ!!なんたってフランス人のクォーターらしいよ!」
フランス人のクォーター?
そりゃ、可愛いはずだよ。
そのとき、廊下からあたしの名前を呼ぶ声がした。
「美和ーー!!」
後ろのドアから顔を覗かせたのは、悠宇だ。
「あ、悠宇!どうしたの?」
あたしは慌てて廊下に出た。
でも、カレーパンを食べて口の周りわベタベタ・・・
「ふっ、またカレーパン食った?」
「う、うん。」
男みたいなあたしの性格を知っている幼なじみの悠宇でも、さすがに今のは恥ずかしい・・・
「あっ!何か用でもあった?」
「今日もおばさん遅いだろ?だから、お袋がたまにはうち来いって。亜美も会いたがってるし。」
「うん。わかった!あたしも久しぶりに亜美ちゃんに会いたいし!じゃあ、夜ご飯ご馳走になるねっ!」
「おう!じゃ!」
悠宇はそう言うと、自分のクラスに戻って行った。