雨フル夜。


あ、歩美…。


俺は急いでリビングにいったけど、歩美はいなかった。


「歩美?」


キッチンにもいない、トイレか…?


なんて思いながら、ソファに座った。


そしてふとテーブルの上に置かれてあるものが目にとまった。


「紙…?」


俺はおそるおそる、紙に手をのばした。


紙には女らしい文字でこうかかれてあった。

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