恋愛写真
俺は少しホッとして椅子に
もう一度腰掛けようとした…。
が、その時だった。
―――ビリッ…!!
何かが破ける音がした。
俺は思わず又、玲美の方を振り返った。
「れ……み……っ!!」
頭の中が真っ白になった。
だって…そこには怖い顔をして楽しそう
に写真をちぎる玲美がいたから…。
「ふふふふ…私ね、思ったんだ。ひゅーにはやっぱり私が必要なんだって。」
「れ…み?」
玲美がビリビリに引き裂いた写真を
俺の手のひらにフワッと乗せた。