恋愛写真
「ごめん…ごめん…。」
涙が又溢れてきた。
あれ…?
さっきの外の雨で涙が渇れるまで
ずっと…ずっと泣いてやったのに…。
「雄星くん、風邪引くよ…。」
井上さんはびしょ濡れになった
僕の頭にタオルをそっと乗せた。
離れてしまった心を取り戻すには
どうしたら良いのだろう…。
「井上さん、体の調子どう…?」
僕は頭から被ったタオルで顔を隠して
井上さんにそっと聞いた。
すると井上さんは悲しそうな顔をした。