恋愛写真

「何でアタシに報告するの?別に行きたきゃ行けば良いじゃん!玲美ちゃん所、行っておいで」


そう言って笑ってた…。ハルタは本当は

心で泣いてたんだ…苦しかったんだ。


「さようなら…ハルタっ……」


俺は走り出した。

どこに向かってるかなんて分からない。


でも、1つだけ分かる………


「こうでもしねーと
お前は雄星の所に行けねーだろ……。」


俺の想いはいつも一方通行。

でも、もう追いかける事さえも許されない。


これが俺の悲しい恋の結末だ。

最初からハルタの事、好きでいられて良かった…


俺の想いは柔らかな月が溶かしていった。
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