届けっ!



「改めて、よろしくね?羽依ちゃん!」


あたしは背をかがめて春陽の妹に挨拶をした。

「よ、よろしくおねがいします…」

「羽依ちゃん春くんに似てるねぇー?」

「え?似てるか?どこらへんが?」

「髪の毛のハネ具合!」

「おまっ、バカにしてるだろー!」

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