no!タッチ☆
ピーンポーン

またお客様だ。あ、スプーン取りに来たんか?

「よっ。」

あ、颯人!!

「颯人!な、なんで?」
「いやー、暇だったからー」
「ふーん」
っと、上から目線を下ろすと、

「いや、別に愛果が休んだからどうかな?とか大丈夫かななんて思ってないから汗」
いゃ、なんだこいつ!わかりやすっ

「大丈夫。もう分かったよ」
「そうかそうか。ぢゃあがらせてもらうよ。」

私の部屋に直行。慣れた様子でベッドに腰をかける。
「愛果、まだ熱あるんだろ?」
「まぁね。」
「じゃ、寝てろよ」
「え?なんでよwwおかゆ食べようと思ったのに」
なんか、え!?優しい
「んじゃ口開けろ」
言われるがままに、口を開けたら
「どうだ?旨いか?」
まるで、自分が作ったかのように言ってら。
それより、あーんさせてくれるなんて、、、
「あのさ、颯人…熱上がるんだけど」

やば!本音出てもうた…その、貴方の顔見てたらフェロモン放出され、本音出ますよ
「なんでだ??」
意地悪気な笑いで私を追いつめる

「カッコ良すぎ゜゜……ハッ!!私とした事が」
「ハッハッハ。そうかそうか。俺も明日熱が出てるだろうな」

え!?今なんて…??
“俺も明日熱が出てるだろうな”
うひょー♥♥萌えさせないでくださいよ

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