【完】大キライなキミに片想い中。




―――次の休み時間。



「翔希、今から悠麻と自販機行くけどお前も行く?」


1時間目の途中に来た、慧斗に誘われる。


「んー……眠たいし俺は屋上で寝てくるわ」


「わかった、じゃあな」


慧斗と悠麻が出て行ったのを見て、俺も教室を出る。


……次の時間はサボって寝るか。


俺は、1人で屋上に向かった。


屋上にたどり着き、寝ていると誰かが入ってきた。



「悠麻君………?」


聞いたことのある女の声がした。


………相川由愛だ。


相川由愛は俺の顔を見て驚いた。
まぁ、大希と同じ顔だもんな。


てか、相川由愛を近くで見たら今まで見たことないぐらい、可愛い顔をしていた。



しかもからかったらすげぇー可愛い反応するし。
< 70 / 342 >

この作品をシェア

pagetop