交わらなかった平行線



『おーなーかーすーいーたー!』

はいはいはい。

これ聞くの何回目だよ、
そんなに腹へったのかよ。

『じゃあ、ごはん食べにいこう!』

『わあーい!
夜ご飯!』

もう7時か…、
夜ご飯でもおかしくないな…。

『じゃあ、
エビまんね』

『えー』

えーとか言いながらも、
笑顔で頬張ってるりこが、
可愛い。

ハムスターみたい、
頬っぺた膨らんでるし。

あー、
りこが彼女で本当によかった。

いや、
りこが彼女になってくれて、
本当によかった。
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