POISON DOROPS《TABOO~秘密の恋~短編集》
「月間デジカメSHOT」
のフォトグランプリに挑戦したい彼の友人に
モデルを頼まれた私。
たまたま、休暇中だった私。
数人のグループでの撮影旅行。
『二人きりじゃなないから安心していいよ』
という彼に、
背中を押され渋々引き受けた。
データーを確認している彼の横
甘えた声を出す私。
「ええ?うそ~こんなの私じゃないし。」
「梨花ちゃんはこんな感じだよ。
下から見上げる仕草が、
たまらなくエロいよね。」
「もう、そんなことない、
ダメこんなの消して~」
「そんな事してたらきりがないよ、
ほら、返して、
向こうに立って。」
「はーい。」
ついこの間まで知らなかった桐人さん。
この何日かで、すっかり打ち解けて、
もうずっと前から知り合いみたい。
傍から見たらきっと恋人同士に見えるだろうな。
彼の友人なのに
ちょっぴりそれも嬉しく思ってしまう。