【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女

俺の毒舌彼女 隆弘side

「なー、千晃それだけは勘弁っ!」

「………………」

無視ですか?

「なー?」

「千晃?」

「おーい?」

「千晃ちゃーん?」

「えー…千晃?」

心が折れてきた俺は千晃に手を伸ばした。

「触んな」

つめたーい声とともに拒否られた。

「頼むよ?一週間触れないなんて無理っ!」

あれから数分千晃は禁止令を実行している。

「反省しろ。」

「頼むっ!」

手を前で合わせてお願いのポーズをしても

「一週間口を聞かないってのも
追加しよーか?」

< 301 / 305 >

この作品をシェア

pagetop