君に愛して、僕を恋する。





やっぱり会話はなかったけど、さっきとは違って嫌な沈黙じゃなかった。





俺と彼女が同じだって気がついたから。

他人を信じないで、1人で生きるって決めてる人。


多分だけど、同じなんだ。




心の壁を1つ乗り越えさせてくれたからわかった。


きっと寂しいだけなんだ。








彼女がコーヒーを飲み終わった頃、雅と佳代が買い物から帰ってきた。





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