すずきくんの人生
とうとう 僕達

兄弟は、どこかへもらわれていくみたいです。


『兄弟が離ればなれになるのは、かわいそうだけど仕方ないわね…』


『そうだな。大切に育ててくれるところへもらってもらおう。』





翌朝 母乳を飲んでいる僕達に母が言いました

《オマエ達…離ればなれになっても私は、オマエ達のお母さんだよ…大切に育ててもらいなさい。》

母は、泣いていませんでした。



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