そんなあなたは先生でした…(番外編)

車に乗って

れっつごー!!!



車内には最近あたしがハマってる女性シンガーの曲が流れていた。

この曲、すごく好きなんだよね…。


雪が降ってる中、空を見上げると雪が華のように舞い落ちてるって様子を比喩してるんだけど、これが切なくて愛しい相手を想いながら聴くと涙がでるって噂。


確かにちょっと感動するかも。


運転している陽をチラッと見ると、
あたしの視線に気づいたのか

「何?」

と聞いてきた。



「べつになんでも~」


そんな感じで言うと、


「そこは
“陽大好きっ”
って答えるべきでしょ?」


笑いながらあたしの真似をして言ってきた。


「──っ///」


こんな甘々なスタートでいいんでしょうか?


耐えられますかね?







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