ありがとう。
《奏side》




コツコツコツコツ



病院の白い床に俺の足音が響く




---学校から病院にきて夜中まで女の子を見守った。




まるであの日みたいだ。




俺は二度とあんなことにはしたくない。







「美喜ちゃん、起きたんだね。」




廊下の先に壁に寄りかかるようにして、1人の女が立っていた。





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