ありがとう。
《美喜side》




わたしは理香子ちゃんと南海ちゃんと話していると、あることに気が付いた。




「あれ?奏君は?」



私がそう言うと、2人は目配せをして気まずそうに私を見る。





「ちょっと用事があるから帰った。」



私はその2人の態度に疑問を持ちながらもあえて聞かなかった。




「ふーん。急にどうしたんだろうね?お礼もできなかったな。」




そう言うと、南海ちゃんが無理やり話題を変えてきた。




「あっ、そうそう、美喜が倒れて保健室まで運んだのは奏君なんだよ!かっこいいよね。」





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