俺が教えてやるよ。powerful





ここで出ていけないのがあたしの悪いとこ




意気地なしなんだから



どうせならもう、耳を塞いでしまいたい…っ






「……ん、桃果?」





下を向いたまま歩いて行くと、読んでいた本から藍斗くんの視線があたしにが移った




「藍斗くん…」



「どうした?そんな顔して」



「…別に」



「そ?じゃあ昼ご飯食べよう」



「……ん」




学部が違うあたし達は、一緒にいれる時間が少ない




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