男子校は甘いワナだらけ!?~俺様なアイツとキケンな恋~



あたしは、練習試合があった日になんとなく気付いてたけど。

実際に聞くと、やっぱり……


「びっくりするよね…」

『マジで俺に付きまとってた意味が分かんねーし…』

「え……まぁ、そうかもしれないけど。あたしは安心したなぁ…」


あたしはそこまで言って、ハッと口を押さえた。



『安心?知紗、それって……』

「何でもない!じゃあね、おやすみ!」


───ブチッ



うわ、切っちゃった…

いきなり切ったのはいけなかったかな……



「あー…あたしのバカ」



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