男子校は甘いワナだらけ!?~俺様なアイツとキケンな恋~
「そっか、イヤか……」
その声にあたしは無言で頷く。
「知紗ちゃんまさか、恥ずかしくて呼べないわけ?」
「ゴホッ、ゴホッ!」
また喉にケーキが詰まりかけた。
「ち、違うから!ただ……」
「じゃあ、呼んでよ?」
ただ男の名前を呼びたくないの!って言いたかったのに、言葉を遮られて言えなかった。
「だから、イヤだって言ってるでしょ!」
それでも、また断る。
「あれ?やっぱり……」
ニヤッと意地悪そうに微笑むヤツ。