抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。
朦朧とする意識の中…微かに聞こえる愛しいヒトの声…。
ゆっくり目を開けると、やっぱりそこには愛しいヒト…。
『純…。』
『気がついた?』
『うん…。』
『…俺さ。彼女と別れる。あの子には悪いけど、やっぱ暁じゃなきゃダメなんだ。一緒にいても考えるのは暁のことばっかりだし、俺、彼女には一度も手出してないんだ。っていうか、出せない…。』
『…キスは…したの?』
『…キスは…した。でもそれは彼氏彼女だから…その…なんていうか…。』
いいんだよ。純の気持ち聞けただけで、私は嬉しいから…。
そんなに…私を想ってくれていたんだ…。
ありがとう…ね。