抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。





娘は保育園から幼稚園に転入させた。





私が働かない限り、娘を保育園に預ける事はできない。





毎朝お弁当を作り、お迎えのバスが来ると玄関先で娘を見送る。午後にはまたバスがやって来て、娘を迎えに外へ出る。





そんな毎日の繰り返し…。





私の唯一の安らぎは娘との2人の時間だけ。





午前中はこの家に1人。





1人は辛い。





1人でいると考えるのは純の事…。




毎日涙を流していた…。









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