20100228-Anniversary-
多分付き合って初めて怒鳴っただろう。
次の瞬間
『陽菜ちゃん?どうしたの!?』
急に浩輔母の声が聞こえてきた為、驚く。
『おばちゃんが直ぐ迎えにいってあげるから。』
怒鳴り声がもしかしたら受話器越しに浩輔母に聞こえてたのかも知れない、と気まずい気持ちでいると
『馬鹿息子はほっときましょう!』
受話器を奪い取ったらしく、興奮しながら慰めてくれた。
必死に・・・『もう帰ります。』と泣きじゃくる私を諭し直ぐ迎えにきてくれた。
『本当にごめんなさいね、あんな馬鹿な息子だけど陽菜ちゃん愛想つかさないであげて。』
眉を下げて謝罪されると、何とも言えない複雑な気持ちになる。
この時、既に私は浩輔に別れを告げる決意をしていたからー・・・
浩輔母の運転で南谷家まで到着。
浩輔は気まずそうに玄関で待っててくれた。
『・・・・・。』
『・・・・・。』
お互い無言でいると、部屋の奥からドタドタと音が聞こえた次の瞬間
『陽菜ちゃん!今日はやっと会えた。いつも習い事で会えないから寂しかった。』
そこにはー・・・
『紘子ちゃん!』
浩輔の妹の紘子ちゃんがいた。
次の瞬間
『陽菜ちゃん?どうしたの!?』
急に浩輔母の声が聞こえてきた為、驚く。
『おばちゃんが直ぐ迎えにいってあげるから。』
怒鳴り声がもしかしたら受話器越しに浩輔母に聞こえてたのかも知れない、と気まずい気持ちでいると
『馬鹿息子はほっときましょう!』
受話器を奪い取ったらしく、興奮しながら慰めてくれた。
必死に・・・『もう帰ります。』と泣きじゃくる私を諭し直ぐ迎えにきてくれた。
『本当にごめんなさいね、あんな馬鹿な息子だけど陽菜ちゃん愛想つかさないであげて。』
眉を下げて謝罪されると、何とも言えない複雑な気持ちになる。
この時、既に私は浩輔に別れを告げる決意をしていたからー・・・
浩輔母の運転で南谷家まで到着。
浩輔は気まずそうに玄関で待っててくれた。
『・・・・・。』
『・・・・・。』
お互い無言でいると、部屋の奥からドタドタと音が聞こえた次の瞬間
『陽菜ちゃん!今日はやっと会えた。いつも習い事で会えないから寂しかった。』
そこにはー・・・
『紘子ちゃん!』
浩輔の妹の紘子ちゃんがいた。