帝国高校バスケ部の内部事情

タイトル未編集

私、神山由加は帝国高校バスケ部2年マネージャーをしている。


ここ、帝国高校はバスケの強豪校としてとたも有名だ。
私は2年になってからバスケ部のマネージャーを始めた。
て言うか・・・やらされてる。



さかのぼること３週間前・・・。
私が廊下を歩いていた時のことだった。


「由加！」

「海音君？なに？」

青泉海音君はバスケ部2年背番号5番でそれなりにモテる。

「俺と賭けしようぜ」

「・・・丁重にお断りさせていただきます」

「そうはさせないよ」



私と海音の間に割り込んできたのは、バスケ部3年背番号4番そしてキャプテンの赤倉加夫先輩だ。加夫先輩は海音君以上にモテる。


「加夫・・・先輩・・？」

「キャプテン！！」

「由加・・・逃がさないよ」

「よし！俺と賭け・・・するよな？」

私は断ることができなかった。



なぜなら・・・
加夫先輩には誰も逆らうことができないからだ。


「で？なんの賭け・・・するの？」

「バスケ部のマネージャーについてだ！！！」

「は？」


海音君と加夫先輩が言うには、今バスケ部にはマネージャーがいないらしい。

まあ、いろいろと大変なので私にやらせようとしているらしい。

んな、適当な理由で・・・。

とりあえず勝つしかない。

私の安全な学校生活のために・・・！

もし負けたら・・・。

容赦なく海音君を恨むし呪うな。

「はあ・・・そのかわり勝ったら絶対やらないから！！」

「俺が負けるわけないから！」

いつになく自信満々の海音君。

いったいなにで勝負するんだろう・・・？



「じゃあさっそく始めよう！！賭けの方法はもちろんバスケで」





・・・。ん！！？なんとおっしゃいました！？？



「え！？？」

「いいだろ？バスケで」

「そうだな」

ちょ！！

先輩まで・・・！！！



「う～・・・」

「１ＯＮ１だ」

加夫先輩がこっちの勝ちだとでも言ったような顔でこちらを見てくる。